第3回:基本テキスト第2巻/第1編:居宅サービスおよび介護サービス/第7章:通所介護および介護予防通所介護

さて今回は通所介護および介護予防通所介護です。
まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・通所介護の意義・目的 
・通所介護サービス利用者の特性 
・通所介護の内容・特徴 
・通所介護と介護支援サービス 
・介護予防通所介護

となっています。


通所介護(デイサービス)です。
通所介護では昼間通所してきた
要介護者等で比較的小さい利用者のグループに対し、
入浴、排泄、食事等の介護、相談・助言、健康状態の確認、
その他日常生活上の世話及び機能訓練を行います。

機能訓練=通所リハビリテーション(デイケア)ではなく、
通所介護でも行われることに注意してください。

なお、通所介護は、「通所介護」と「療養通所介護」に分けられます。


【通所介護の実際】

外出と社会的な交流
引きこもりを防ぐため、通所介護により外出機会を創出し、
集団活動に参加することにより社会的孤立感を解消する効果もある。

家族介護の負担軽減
日中通所することにより、その時間帯の家族介護の負担軽減となる。

機能訓練・日常生活訓練
通所介護で行う。先に述べたように、デイケアのみで行われているわけではない。


【人員基準】
生活相談員:1人以上(うち1人以上は常勤)
看護職員:1人以上
介護職員:利用者15名までは1人以上、
それ以上は5名に1人以上(うち1人以上は常勤)
機能訓練指導員:1人以上


【運営基準】
管理者は通所介護計画を作成する。
「説明」「同意」「交付」


【指定療養通所介護について】
指定療養通所介護は、難病や末期ガンの要介護者等が、
医療ニーズと介護ニーズを併せ持つ在宅の中重度等の
通所ニーズに対応する観点からできた通所介護です。


深くは出てきませんが、少し触れておきます。


【人員基準等】
管理者:常勤で1人
従業者:利用者1.5名に対して看護・介護職員を1人配置。
うち1名は常勤の看護師を1人以上配置する。
利用定員:5名以下

関連記事

TOP